まずは羽田空港経由で新千歳空港へ:久しぶりの飛行機にワクワク!
もみじの徒然旅日記第一弾は、大好きな札幌・トマムの旅行です。
思い起こせばこの3年半、コロナ禍で大好きな旅行も思うようにできませんでしたが、ついに2023年8月某日、旅行当日がやってきました。
今回は3世帯・総勢6名での旅行となります。札幌に1泊、トマムに3泊の予定です。
さぁどんな旅になりますことか、始まり始まり!
まずはとある地方空港に午前7時到着。起床時間は4時半でした。眠い目をこすりながらチェックインを・・・と、事前に搭乗バーコードをラインで送っていた子供達のデータが開かない!
LINEに1ヶ月以上前に送っていたので、データが消えてしまっていたようです。せっかくみんなでスマホでピッと搭乗したかったのに残念。チェックインカウンターで紙の搭乗券を発行してもらうことになりました。通常メールでデータを送っていたメンバーはきちんと開けたので、今後の勉強になりました。
台風の影響で、今日から旅行中ずっと、日本全国天候はよくないようです。機内から見る空は、雲が掴めそうなほどにモコモコと盛大に発達しています。
ゴジラみたいな雲・・・。飛行機から眺める空は見飽きませんね!
ほぼ定刻通りに羽田空港に到着!
乗り換え時間は50分ほど。ちょっとコーヒーでも飲みたかったのですが、売店でCOSTAコーヒー(192円)を。白い恋人ソフト(380円)を発見したので、お味見に購入してみます。
濃厚で美味しい!確かに白い恋人感のあるクリームです。ブラックコーヒーに合いますね。ひと足先に北海道を味わえました。オアシスのすぐ近くに快適なテーブルが空いていたので、しばし開放的なカフェ気分を楽しみます(まったりしすぎてお化粧室に行きそびれました)。
羽田から新千歳まで約1時間ちょっとのフライト、午後1時過ぎに無事新千歳空港に到着!
流石に少しお腹が減ったので、空港内で軽くランチをすることにしました。
新千歳空港:北海道ラーメン道場〜旭川ラーメン梅光軒さんへ〜
目指すは北海道のご当地ラーメンが集う、北海道ラーメン道場。国内線ターミナルビル3Fのグルメフロアにあります。
北海道の様々な地域のご当地ラーメンが集結しています。
どのお店にもものすごい行列ができています。有名なエビ出汁ラーメンの一幻に激しく心を奪われながらも、比較的行列が少なかった旭川ラーメンの梅光軒さんへ。
スタッフの方がキビキビ列を捌いていきます。待つ事5、6分で運よく6人並びで案内されました。大きなスーツケースも入り口で預かってくれます。
注文したのは北海道ならではということで味噌ラーメンハーフ(750円)。後から調べてみると、旭川ラーメンは低かん水麺の魚介・豚骨鶏がらのWスープが特徴で、醤油ラーメンが比較的多いのだとか。
しかし、この味噌ラーメン、かなりの美味しさ!濃厚な魚介系とお肉系のしっかりした出汁が効いて、ややピリ辛の味噌味がパンチのある美味しさを醸し出しています。ハーフサイズでも十分満足できる食べ応えでした。
他の家族に醤油ラーメン(写真左)、塩ラーメン(写真右)も分けてもらってお味見しましたが、いずれもしっかりしたスープの旨みが効いていて、甲乙つけ難い美味しさでした。写真は撮れませんでしたが、味噌バターコーンラーメン(1100円)も、味噌のピリ辛にまろやかなバター、シャキシャキコーンの香ばしさも加わり、コク深く味わい深いものでした。期待せずに(失礼!無知ゆえです)入ったのに大満足なお昼でした。ごちそうさまでした!
さあ、お腹が落ち着いたところで目指すは札幌です。地下1階まで降りて、JR乗り場へ。エアポート快速で37分、指定席1990円でした。座席も広めで快適です。
札幌のお宿はJRタワーホテル日航札幌:立地抜群
さて、札幌駅へ到着しました。今日のお宿は、札幌駅に直結で便利なJRタワーホテル日航札幌です。
どうやらJRタワーというのは、JR札幌直結の複合商業施設で、3つのショッピングセンター(アピア、エスタ、札幌ステラプレイス)と大丸札幌店、シネマコンプレックスや展望台、プラニスホール、オフィスプラザ札幌、ホテル日航札幌を含むかなり大きな施設らしいです。表示によると、駅ビルのステラプレイスイーストへ行けと出てきます。
しかし、ステラプレイスイースト内のエレベーターは6階までで行かないようです。ショップの店員さんに聞いても分からず、とりあえず一旦奥へ抜けて立駐入り口へ進むと左手に日航ホテル入り口の案内が出てきました。
入るとすぐにロビーです。3時過ぎということで、チェックインの列ができていましたが程なく案内され、チェックイン手続き後は荷物も運んでいただけます。
お部屋は2名ずつに分かれ、ツイン3部屋です。並びで取って頂けました。
お部屋はこんな感じ。
お部屋からは札幌の街並みが見下ろせます。
大雨の予報でしたが、曇天といったお天気でラッキーでした。気温は23.5℃。流石に涼しいです。長袖の上着を持ってきて良かった〜。
バストイレは一応、ガラスの仕切りで区切られています。
広さはありませんが、機能的には問題ないです。お風呂の洗い場には椅子と洗面器も備え付けられています。
アメニティーはこちら。
THALGO JAPONのボディローションは付いていますが、化粧水や乳液などは入っていません。
桜とラベンダーの入浴剤が付いていました。嬉しいですね。髪を止めるクリップもありがたいです。
お茶のセットは緑茶、ほうじ茶、ジャスミンティー、ドリップコーヒーです。紅茶が入っていないのはちょっと残念ですが、香り高いジャスミンティーは気分転換にいいですね。お水も1部屋に2本、付いていました。
大満足!レストランMINAMIで至福の夕食
お茶を頂きながら一休みしたら、ちょっと街に出かけます。今夜のディナーは札幌市内のフレンチレストラン、レストランMINAMI。HIRAMATSUグループのお店なので、お味と接客は安心です。Sausonコースから上のコースでは、全国共通のフェアでオマール海老の前菜が頂けますが、もっと軽くお野菜の前菜を頂きたかったので、一番軽いPlaisirコースにして、メインを豚ロースからSaisonコースのメインである子羊ローストトマトバジルに変更していただきました。ということで、本日のメニューはこのようになりました。
まずはノンアルコールのスパークリングワインで乾杯。
お次はアミューズその1。
チーズ風味のシュー生地を焼いたものが供されます。熱々サクフワでチーズがこんがり香ばしく、一気に幸せに❤️
お次はアミューズその2。
焼きなすの上にモッツァレラチーズ、紫蘇の花とトマトのお出汁をかけてキーンと冷やした一品です。トマトの爽やかな酸味にとろっと冷たい焼きなす、ミルキーなモッツァレラ、さっぱりとした美味しさです。氷をくり抜いたようなキンキンに冷えたガラスの器で供され、見た目にも涼やかなお料理でした。
奥にあるのは一口サイズの生ハムでトマトを包んだもの。こちらも旨みと塩気、酸味と甘味が相まって美味でした。
テーブルに飾られたお花は茎を短く切った手毬草。
初め、まりもかな?と思ってしまいました。考えて見れば、水に浸かってないのに変な話ですが・・・。別名グリーントリュフとも言われているそう。私のおかしな独り言に、ウエイターさんがすかさず教えてくれました。背景にちょこっと見えますが、インテリアもとっても素敵です。
続きまして前菜その1。
夏野菜に、コンソメジュレ、北海道産のウニを添えた上に、たっぷりとジャガイモとネギのヴィシソワーズをかけたもの。夏野菜はシャキシャキと歯応えよく塩茹でされていて、コンソメジュレはしっかりした鳥ベースのコンソメにシェリー酒で香りづけしてあり、全く臭みのないとろっとした甘いウニ、それぞれの個性をうまくまとめてくれるコクのあるミルキーなヴィシソワーズが合わさって・・さらにコンソメジュレが溶け出すと、口の中で味わいが変化していくのも楽しく、嬉しい一品でした。
お次は前菜その2。
こんがり焦げ目をつけたとうきび、香ばしくソテーされたホタテ貝柱の下にはロワイヤル(洋風茶碗蒸しと称されますね)が敷かれており、利尻昆布のソースがかかっています。上には青柚がぱらりと。これが絶品で、私的には一番美味しかったかもしれません。ホタテととうきびの香ばしさ、ちょうどいい塩加減のロワイヤルのまろやかさ、品のいい昆布の旨み、そして青柚の香りが全体を引き立てて飽きさせません。うっとり夢中で食べてしまいました。
お魚料理は真鯛のサフラン風味。
ふっくら調理してある鯛に、アサリとアサリ風味の泡がかかっています。添えてあるお野菜はシャキシャキで、ソースはバターの風味も塩味もしっかり効いており、親族は1番気に入っていました。サフランの香りも素晴らしかったです。
お次はメインディッシュの子羊のロースト、バジルトマトです。
お次はメインディッシュの子羊のロースト、バジルトマトです。どうしてこんなにジューシーに焼き上げられるの・・・と尋ねてみたくなるほどに柔らかく肉汁たっぷりの子羊。バジルトマトは、くり抜いたトマトにたっぷりのバジルバターを詰めて焼き上げてあります。こちらをソースのように子羊と共に口に入れると、ブワッと熱々のトマトの肉汁(?)とバジルバターの香りが広がります。時々添えてある山椒の実を添えて子羊を食べても、ピリッとした香味が口中を爽やかに刺激してくれてまた違った美味しさ。夫と息子の1番人気でした。
お供に頂いたのは、お店の方が合わせて選んでくれたボルドーのしっかりした赤(シャトーバタイエ)をグラスワインで。力強くて子羊にもよく合いました!
もうお腹いっぱい・・・あとはデザートの分しか入らない!・・と思っていたのに、魅力的なチーズのワゴンがやってきました。別料金となりましたが、誘惑に負けて4種類ほど頼んでみます。
左から穏やかな青かびのチーズ、フランス産カマンベール、北海道産のコンテ、スイス産の、花びらのように削っていただくテットドモワンヌ。中央がナッツとドライフルーツの小さな盛り合わせ、薄いバゲットも付きます。どれも少量ですが、よく吟味されているであろう本格的な美味しさ。頼んで良かった!そしてワインをもう少し残しておけば良かった!
お楽しみのデザートはこちら。
冷たく冷やしてカットされたフルーツに、ハーブの効いた甘さがごく控えめのクラッシュゼリーが満たされ(これがベルベーヌ:レモンバーベナの爽やかな香り!)、さっぱりしたヨーグルトのアイスクリームが乗せてありました。これまた私的には1、2位を争う美味しさ!本当に、今回つくづく感じたのは、お料理にとっていかに温度が大切なのかということ。こちらの具材も、お皿も全てキンキンに冷えていて、爽やかなレモンバーベナの香りも相まって、しっかり味つけがしてあるたっぷりのご馳走の後になんとも完璧なバランスですっきりと大満足な締めくくりでした。
そして食後のコーヒーもとっても香り高く美味しいコーヒーでした。添えられた小さな焼菓子(抹茶のフィナンシェ、バニラのマカロン)もしっかり甘く、先ほどキリリっとしまった食事の余韻をまた愉快に解してくれます。そしてそして、最後の最後に今後はチョコレートのサービスが。ショコラトリュフ、アーモンドプラリネ、ほうじ茶グミのチョコレートから好きなだけ選べます。このショコラトリュフが本当にとろける美味しさで、また夢見心地にふわーんとなったところで本当に本日のディナーが終了です。
最初から最後まで、お料理も接客も本当に素晴らしく、心からディナーを楽しむことができました。店内も、オーナー一族が経営されている画廊が集められたというアートがふんだんに使われていて、席も余裕を持って配置してあり、優雅な雰囲気で心地よく過ごせましたよ。
本日のお会計はこちら
Menu Plaaisir. ¥ 10000×6
子羊への変更 ¥3000×6
苺のノンアルコールカクテル ¥970
オレンジジュース ¥970
ノンアルコールスパークリングワイン(Paris 16 Blanc Sparkling)¥1500×4
パイナップルジュース(Alain Millat)¥1200×2
赤グラスワイン(Chateau Batailley)¥2500×2
フロマージュ盛り合わせ4種盛り ¥2500
フロマージュ盛り合わせ全種類 ¥3500
計 ¥120201(サービス料10%、消費税込み)/6人分
飲み物やチーズなど、注文するときには値段が分からずちょっとドキドキしてしまいました(もし行かれる方がいらしたら参考になるかと思い、無粋ながら記載させていただきました)。でも心配な反面、食事中に値段を気にしながら注文するより優雅な気分で過ごせるといういい面もあるのかもしれません。とにかく、初日から大満足な1日となりました。みんなも喜んでくれたし、こちらに伺って本当に良かったです!
小雨が降っていたのですが、ウエイターさんに教えてもらって帰りは地下道をテクテク歩いて帰ります。便利ですね!ということで、北海道旅行1日目は移動とMINAMIの美味しいご飯で終わりました。
ホテルでゆっくり休んで、また明日からに備えます。
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